書体散歩/可愛くて脱力系ロゴ
2016年 12月 05日
今回のミッション、
脱力系と可愛い系のロゴをUPします。
★脱力系ロゴ
(1)富山 ますの寿司ミュージアム「源」
一見、シンプルにブランド感がある印象ですが、
そこから「源」の筆で書いたような力加減が
脱力感があるように思います。
こちらのミュージアムのメイン商品はこちら。
富山名物「ますの寿司」
パッケージの側面にもロゴがあります。
(2)江ノ電ポスター(江ノ電の駅に掲示)
真面目さの中に空気の抜け感があります。
よく見ると、「電」の字が簡略化されています。
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★可愛い系ロゴ
ちょっと悩みましたが
「可愛いとは何?」と考えた結果、
「大人可愛い系」下記2点に絞りました。
(1)「ぷちぽち」
平安神宮・京都市美術館近くの焼き菓子屋さん
脱力系に入れるか迷いましたが、「パッと見た印象」で、
濁点の◯が大きくて間伸びしたところに目がいくので、
可愛い系にしました。
(2)遠鉄西鹿島駅のバンビツアーロゴ
わたくしが存じ上げていないのですが、
昔のバンビツアーのロゴでしょうか。。。
バンビというと色々なキャラクラーに出てくることもあり、
可愛いイメージがあるのですが、
「ン」「濁点」等の上の点を丸に置き換えるだけで
可愛く親しみのある印象に変わります。
あくまでも大人の利用が多いパックツアーになるので、
最小限にとどめたような気がします。
<脱力系のまとめ>
基本は、明朝体・ゴシック体等があって、
そこから手描き風に崩す。
言い換えると、
緊張していた人が気を抜いたような印象があります。
癒しを求める現代の象徴だったり、
真面目で固いものだったが、
親しみを込めたものであったり、
受け手側に歩み寄った気がします。
<可愛い系のまとめ>
一番のポイントは「丸の要素」があるところです。
とにかく「○」があると可愛らしく見えます。
★おまけ
静岡百景 タイトルロゴ
十分「脱力系ロゴ」なのですが、
「パッと見た印象」で直線に目を引かれるので、
次点、ということにしました。
※ちなみに、今店頭に出ている文庫サイズのロゴは
ゴシック体です。
(ん〜、なぜ変える?)
それにしてもしかし、
「書体デザイナー」の特集やっていたんですね。
見たかったです・・・・・・・・・。
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